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あなたのの善意が、困った人々を苦しめてます。
そんなことを言われたら、どうでしょう・・。
・・・Oh⁉
ショックのあまり人種も変わってしまうかもしれない。どういうことだ。
たしかに世の中には、上司の手作りだという器のプレゼントや、頼んでもいないのに「絶対面白いから読んで!」と本を貸してくる人など、アリガタメイワクというものは存在する。
それらはまだ、こっそりとメルカリに売ったり、読んだふりしてアマゾン書評の意見をパクッて感想を言えばいいが(※本当にしているわけではありません。例えです例え。ほんと。)
その善意が、困っている人の命をも危険にさらす場合、「善意だから」では許されない。そして自分が善行で行ったつもりのことが、それにあたるかもしれないとしたら、
知らないままでいられるだろうか。
そんな、無知ゆえの罪作りな行為をさけるために、めちゃくちゃ参考になる動画を見つけたので紹介したい。
AI、あなどれなし。
最近、動画を見ていると、
あんさん、こんな動画も好きでっしゃろ?
と、AIがいきなりおすすめコンテンツをアップしてくることがある。
もう政治もAIに任せて政治家なんて猫でいいっすよ、という意見まで出始める昨今ではあるが、この長い歴史を背負ってきた人間、そうそうAIにいいようにあしらわれるつもりはない。
なので、
あなたの思い通りになんて、ならなくてよ!
と抵抗を試みてみるのだが、気が付くと
バッチリはまっている。
ということが増えてきた。・・・・AI恐るべし。
そのAIに最近、まんまとはめられてしまったのが、こちらのチャンネル。
悲惨な災害が起こったり、悲惨な状況にある人々を見たときに
自分にも何かできることはないのか・・!
という気持ちになるのはごく自然なことだと思っているし、その気持ちをなくしてしまったら、人が人として存在している意義もないのではと思っていはいるのだが、
しかし、実際に何か寄付などを行いたいなと思った時、ふとこういう疑問がよぎったりしないだろうか。
いったい、どこに何を寄付するのが一番いいの・・?
このお金は本当に困った人に使われるのかな・・?
あやしい団体とまっとうな団体の区別は、どうしたらわかるの・・?
おまかせください。そのような疑問に対して「国際協力師」として活動する原寛太氏が、わかりやすく説明する動画をあげてくださっておりまする。
明瞭簡潔で、疑問のツボを押さえてくれるので、観ていて大変面白い。
では、そんな原氏に日ごろ感じていた社会貢献に関するいろいろな疑問を、さっそくぶつけてみよう。
- 洋服は捨てるより寄付したほうがいいですよね・・?
- 寄付をするって「良いこと」ですよね・・・?
- SDGsはいいことですよね・・?
- いったいどの団体に寄付するのがいいの・・?
- NPOの人ってどうやって生活費を得ているの?
- ぶっちゃけたところ、その国がいつまでも貧しいのって、自己責任もあるんじゃ・・?
洋服は捨てるより寄付したほうがいいですよね・・?
昨今は断捨離ブーム。断捨離においては
着ない洋服は捨てるべし!
が鉄則だそうだ。
普段、自分が不要な洋服をどうしているかというと、綿生地のシャツとなどは裁断して雑巾として利用してから捨ててたり、明らかにボロボロのものはゴミに出したりしている。
しかし、何気に困るのが着れないのにほぼ新品という代物・・。
買ったはいいけどイマイチほかのアイテムと合わなかった服・・
とか、
買ったはいいけど、ほとんど出番がないうちにサイズが合わなくなっちゃったシャツ(太ったから)
とか、
買ったはいいけど、ほとんど出番がないうちにサイズが合わなくなっちゃったパンツ(太ったから)
とかの、ほとんど新品の状態の洋服は、さすがにゴミに出すのがためらわれる。
とはいえリサイクル店に持っていっても、二束三文で買いたたかれるのがオチと分かっていて、なんとなくシャクなので、
そうだ、寄付するっっていうのが、困った人の役にも立ってwinwinじゃん・・・!
と思いつく。
心のどこかに、日ごろファストファッションで使い捨てのように服を購入をしていることへの罪悪感もあるため、その罪滅ぼしの意味でも寄付をしたい、という気持ちになってしまうのだが、
なんと、その罪滅ぼしが実は、罪作りになってしまうというのだ・・。
コストと場所の確保が難しい最終処分場を、ただ海外に押しつけているだけという実態があること、
そのため、現地での環境破壊が進んでいること、
大量の安価な古着が先進国から来ることで、現地の産業が育たないこと・・。
そういう事を今までまったく、
知りませんでした・・。
いつか寄付しようと思ってためてある古着の入った段ボールの箱。
それが罪をつくる前に、この動画に出会ってよかった。
寄付をするって「良いこと」ですよね・・・?
寄付すりゃいいってもんじゃないんだぜ⁉
なんて言い方は絶対にしない、紳士の原氏だが、寄付に関してもリテラシーを持たないままだと、社会貢献したつもりで社会に害を生んでしまうことになるのだそうだ。
そこでこの動画では、やってはいけない寄付と、やってほしい寄付についての紹介がされています。
・不用品。輸送コストかけてまで送るべきものか問題
・相手の必要でないもの。気温が高い地域に毛皮のコート?
・現地の産業を邪魔するもの。(先の古着動画を参照)
・依存を生み出してしまうもの。魚を与えるのではなく魚を捕る方法を
不用品を寄付するときに、輸送コストにまで思いをはせていただろうか。
いませんでした・・。
そこらへんは「何とかなっているんだろう」ぐらいにしか考えていなかった・・。これをまさに無知という。
そして原氏が考える、一般的にはあまり知られてはいないけど、ぜひやってほしい寄付3選がこちら。
・時間の寄付
・プロボノ (プロの技術を持った人がボランティアにかかわること)
・ボランティアの活動をしている人たちの存在を広める。
SDGsはいいことですよね・・?
SDGsウォッシュ。
この言葉をこの動画で初めて知ったわたしは、まさにSDGs詐欺に騙されやすい子羊でした・・。
SDGsウォッシュとは、実態が伴わないのにSDGsに取り組んでいるように見せかけること を指す言葉だそう。
ストローをエコ素材に変えてる企業はSDGsだよね❤
ガソリン車より電気自動車に乗ることはSDGsだよね❤
と無条件に思っている人はぜひこの、地上波では絶対放送できない動画を観てみてほしい。
本も出てます。
いったいどの団体に寄付するのがいいの・・?
こちらもまた、寄付をしようと思う時に必ず心によぎる疑問。
それぞれ注釈はつきつつも、寄付してはいけない団体の特徴は以下の通り。
・NPO法人格をもっていない
・働いている人の情報を公開していない
・ホームページやSNSが更新されていない
・定期的な活動報告をしていない
・メディアでの掲載歴がない
これらを確認するには今の時代、スマホ一つあればOK。難しいことじゃないっすね。
NPOの人ってどうやって生活費を得ているの?
いやあ・・、これ、知りたかったw。
だって、非営利団体ですよ?利益が出ないなら働いている人たちはどうやって生活するのか、どうやって活動をするのか、謎でした。
なかなかそういう事について知る機会というのはないため、私のような疑問を持っている人や、NPOって漠然となんかあやしい組織、というイメージを持っている人にお勧め。
また原氏によると、これからはボランティアで稼ぐことができる時代になるとのこと。これまた怪しい話が・・w。
その真意を確かめたい方はこちらへ。
ぶっちゃけたところ、その国がいつまでも貧しいのって、自己責任もあるんじゃ・・?
自己責任論。
個人に対しても、国に対しても、この自己責任論を唱える人たちは必ずいて、自分自身の心の中にも、
自己責任論で責められることにおびえる自分〟と、〝自己責任論で人を責める部分〟とが両方混然一体となっていることをここに告白する。
しかし、まずやらなければならないのは、責めることではなく事実を学ぶこと。
結局自分にできることは?
大切なのは正しい知識を持って、自分の頭で考えること。そう原氏は言う。
原氏のこの動画を観たり、本を読んだりすることで、これから自分の社会貢献に対するリテラシーは、だんだんと上がっていきそうだ。ありがたい。
とはいえ。日常のあれこれに追われながら、時々「いいことがしたい」と思い立つ、という程度の私のような凡人にも、もっと何かできることはないだろうか・。そういう気持ちがわいてくる。
・・そうだ、原氏はやってほしい寄付のなかで「活動している人々のことを知らしめること」もボランティアになるとおっしゃっていたではないか。
そうか・・。広めるということもボランティアになるのか・・!
とうことで、私のできることとして、このブログで紹介してみた。
・・読む人がいるかわからないこのブログに書くことが、果たして広めることになるかのう・・。
う・・それは言わない約束よ‥(泣)
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